2007 Fiscal Year Annual Research Report
エネルギー代謝促進作用を有する食品成分による抗うつ病改善効果に関する研究
Project/Area Number |
17650230
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
渡邊 浩幸 Kochi Women's University, 生活科学部, 教授 (30369425)
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Keywords | エネルギー代 / 自発運動量 / 中枢神経 / 栄養素 / 栄養バランス / カテコールアミン / セロトニン |
Research Abstract |
研究1 特定の栄養素が脳の機能に影響し、感情や認知力を変えることが報告されている。我々は、栄養素のアンバランスが中枢に与える影響について、自発運動量を指標とした評価方法を用いて測定し、その機序について、血中のカテコールアミン類の血清の宇津と関連させて検討した。 【方法】Crlj:CD1(ICR)系雄マウス(6週齢)に、ラード食、植物性油食及び魚油食を自由に与え、7日目に摂食下における血清カテコールアミン濃度を測定した。 【結果】自発運動量は、植物油食と比較してラード食により有意に低下し、魚油食で有意に上昇した。血中各種カテコールアミン類は、植物油と比較してラード食摂取で有意に低下した。 【考察】脂質の種類の違いによる中枢神経関与の自発運動量の低下は血中カテコールアミン類の濃度に影響した。 研究2 特定の栄養素が脳の機能に影響し、感情や認知力を変えることが報告されている。我々は、栄養素のアンバランスが中枢に与える影響について、自発運動量を指標とした評価方法を用いて測定し、その機序について、脳中のセロトニン濃度と関連させて検討した。 【方法】Crlj:CD1(ICR)系雄マウス(6週齢)に、ラード食、植物性油食及び魚油食を自由に与え、7日目に摂食下における血清カテコールアミン濃度を測定した。 【結果】自発運動量は、植物油食と比較してラード食により有意に低下し、魚油食で有意に上昇した。脳内セロトニン濃度は、植物油と比較してラード食摂取で有意に低下した。 【考察】栄養素のアンバランスによる中枢神経関与の自発運動量の低下は脳内セロトニン濃度の低下に大きく影響した。
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Research Products
(1 results)