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2005 Fiscal Year Annual Research Report

「NET理科ひろば」で地方小規模校を結ぶ理科教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 17650233
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

古屋 光一  北海道教育大学, 教育学部旭川校, 助教授 (10374753)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 倉元 直樹  東北大学, 大学院・教育情報学教育部/高等教育開発推進センター, 助教授 (60236172)
Keywords理科授業 / ネットワーク / 地方小規模校 / 授業研究 / カリキュラム開発 / TV会議システム
Research Abstract

平成17年度,本研究では,ネットワークを用いた授業について「ネットワークを用いた授業をするためのシステムの検討」(以下システム),「システムを用いた授業の内容,授業実践及び授業評価」(以下授業)から検討を行った。
1 経過
(1)システム
システムについては,既にこうした研究をしているところの視察(幌延町)と,企業(NTT東日本,日立ソフト)が持っている技術について検討した。
・幌延町:過去に文部省の指定(「へき地高度情報通信システム利用」)を受けており,調査を行った(11/7)。
・TV会議システム,ウェブを用いた会議システム(NTT)(4/27,5/20,6/2),デジタルボード,タブレット(日立ソフト)(6/22)などについてのデモを行ってもらい,本研究での利用可能性を探った。
(2)授業
・日本科学教育学会(9/8-9/11),幌延中学校の実践(6/22)などを検討した。
・授業の実践:今回は北海道教育大学附属旭川小学校において理科の授業(4年生2学級,単元名「水のすがた」,フェニックス(NTT)を行った(11/8)。
2 結果
次の3点が明らかになった。
(1)授業の内容:交流授業では,長期の交流が続かない。そのため,交流授業ではなく理科の授業を行うこと。その際,(1)目標を共有しながら授業展開はそれぞれの教師の展開で行い,発表会をシステムを使って共有する(パフォーマンス課題の開発と実施を含む),(2)問題解決型の授業を行い,その授業自体をシステムを使って共有する。このどちらかが実施可能であること。
(2)システム:多様なTV会議システムが開発されているが高価である。そのため,画像の質は落ちるが,ウェブカメラなどを用いた安価なシステムを用いること。音声が重要であること。
(3)教師相互の事前検討:この点が重要である。事前の打ち合わせ(直接会う)や,システムを用いた打ち合わせを計画段階に位置づけること。また,場合によってはウェブ教材(教師用・生徒用)などを開発し共有することが必要である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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