2006 Fiscal Year Annual Research Report
科学教育におけるITを活用した歴史教材=「仮想博物館」の開発
Project/Area Number |
17650237
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
青木 健一 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (00150912)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
五十嵐 尤次 新潟大学, 人文社会教育系, 教授 (50151262)
伊藤 克美 新潟大学, 人文社会教育系, 助教授 (50242392)
登谷 美穂子 京都大学, 女性研究支援センター, 特任教授 (10175482)
遠藤 理佳 京都大学, 基礎物理学研究所, 助手 (10378929)
小沼 通二 慶應義塾大学, 経済学部, 名誉教授 (70027340)
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Keywords | 歴史 / IT教材 / 電子化 / オーラルヒストリー / 素粒子論グループ / 基礎物理学研究所 / DVD / WEB |
Research Abstract |
1.関係年表作成:基本的な時間軸を構成するために、素粒子論グループ関係、理論物理学関係の資料を収集して、基本年表を作成した。年表原稿を関係研究者に配布して意見を聴取し、修正の上、出版した。 2.関係名簿の電子化:基礎物理学の戦後の発展を支えた素粒子論グループの名簿関係資料を、素粒子論グループ事務局報のファイフレより抽出し、電子化した。これは各時点での研究者の配置やアクティビティを示しており、資料解析の基本情報となるものである。 3.インタビュープロジェクト:名古屋大学での坂田模型50周年記念シンポジウムの全講演のビデオ記録を行った。また、この機会を利用して、坂田模型の成立とその後の発展についての座談会を行い、ビデオ記録をした。 4.シンポジウムの企画・実行・記録・報告書の作成:基礎物理学研究所の研究計画と協力して研究会「学問の系譜2」の企画、実行、記録、報告書の作成準備を行った。全ての講演、討論、懇親会での議論までをビデオで撮影し、それから起こした音声ファイルまでを作成した。「牧二郎記念シンポジウム」(2005年11月5日)の報告書作成、「小川修三の人と学問」(2005年6月18日)の報告書作成を、それぞれのビデオ記録をもとに行い、出版した。 5.基礎物理学研究所の歴史、特にその設立の経緯、及び、国立大学の法人化に伴う再定義問題についての調査、研究を進め、成果を出版した。
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Research Products
(5 results)