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2006 Fiscal Year Annual Research Report

情報の多重化による理解促進型システムの研究-古地図と名所図会の統合・連携を例に-

Research Project

Project/Area Number 17652024
Research InstitutionNational Institute of Japanese Literature

Principal Investigator

中村 康夫  国文学研究資料館, 文学形成研究系, 教授 (60144680)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野本 忠司  国文学研究資料館, 複合領域研究系, 助教授 (20321557)
Keywords理解促進 / 情報構造 / データベース / システム / 画像 / テキスト
Research Abstract

本研究は、高精細画像閲覧システムをベースにして新しくデータベースシステムを開発し、そこに、フルテキストをデータベース化するシステムを合わせて搭載することにより、そこに展開されるデータベースの情報を多重化しようとするものである。このシステム構築が成功することにより、例えば地図のような座標によって管理される情報が中心になる画像がベースになるデータベースと、名所図会のような画像もテキストも情報としてあり、比率としては半々のもの、さらには、源氏物語、勅撰集や歴史史料などのテキスト本位のデータベースが統合され、いわゆる文字列という概念によって検索されるいろいろな情報が重なって検索でき、連動して表示できるので、利用者の理解が促進され、思考が能率的になることが見込まれる。
フルテキストなので、検索され、表示される情報は地名だけでなく、固有名詞全般は言うに及ばず、普通の文字列検索としても機能する。さらに画像表示は、昔の絵と現在の写真とを同時に比較できるように工夫するなど、いわば、情報を選ばずに多様に検索・表示できるように心がけている。
タグ方式はXMLを採用する予定であったが、今まで開発のベースになっている方式でまず成功させることを優先し、XML化は将来のこととした。将来的にはXML形式を採用し、実用化に向けてさまざまな配慮を入れ込んでいきたいと考えている。
平成18年度は、その新規開発システムの構築を中心に進め、関連の資料購入にも努めた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 歴史語りのゆくえ2007

    • Author(s)
      中村康夫
    • Journal Title

      物語の生成と受容(2)

      Pages: 203-221

  • [Journal Article] 古代の不思議な水-命が水になって流れる話2006

    • Author(s)
      中村康夫
    • Journal Title

      人と水 1号

      Pages: 1-4

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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