2005 Fiscal Year Annual Research Report
ネットワーク対応型海事英語データベースシステムの開発
Project/Area Number |
17652060
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
高木 直之 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (30272727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲石 正明 東京海洋大学, 海洋工学部, 教授 (30168398)
内田 洋子 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (50313383)
近藤 逸人 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (40361802)
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Keywords | 海事英語 / データベース / ESP |
Research Abstract |
本年度は、航海、機関、物流、船舶管理、港湾など、海事関連書籍の電子化を行い、コーパス・ソフトを用いて頻度を集計し、頻出の名詞、動詞、形容詞、副詞をデータベース化し、PHPとMySQLを用いたデータベースシステムのプロトタイプを完成させた。 データベースのコンテンツ作成にあたっては、専門用語の日本語訳の羅列に終わらぬように、基本的な専門語を実際のコンテクストで「使う」ことを重視して、例文を豊富に収録するよう勤めた。 たとえばanchor「錨」に関しては、Let go anchor.「錨を落とせ。」、drag anchor「走錨する」(錨泊中に錨が把駐力を失い、船が錨を引きずりながら、風や潮流に流されること)、dredge anchor「錨を引く」(操船のため、意図的に錨を入れて引きずること)、The anchor is foul.「からみ錨です。」(錨鎖が錨の周りにからまってしまい、格納できなくなること)、Walk out/back the anchor.「錨を巻きだせ。」(いつでも海中に錨を落とせるように、錨鎖をウインドラスで巻きだすこと)、swing on the anchor「船が錨を中心に振れ回る」(錨で停泊中の船舶は風や潮流の影響で、錨を支点にして、八の字に旋回運動を行うが、これを船が振れ回るという)のような例文を集め、さらに注釈も充実させた。 来年度は、さらにシステムを改良し、本学学生の教育にも寄与するよう、重要語の学習機能を追加するとともに、登録語数を増やす計画である。
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