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2005 Fiscal Year Annual Research Report

無人航空機の編隊飛行による被災地情報収集システム

Research Project

Project/Area Number 17656129
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

水野 秀樹  東海大学, 開発工学部, 教授 (40366076)

Keywordsアドホックネットワーク技術 / マルチホップ / 被災地情報収集 / 飛行機 / ヘリコプター / 自動航行制御 / GPS
Research Abstract

本研究を構成する技術として、(1)飛行体を被災地上空に滞留させる技術、(2)飛行体が飛行機、ヘリコプターである場合の無人制御技術、(3)このように被災地上空にある飛行物体間の通信技術、などが上げられる。平成17年度ではこのうち、主に(1)、(3)について検討を進めた。
飛行体を被災地上空に滞留させる技術:滞留可能なものとして、有人飛行機、ヘリではなく無人であることを考慮すると、風船(バルーン)、ラジコン型飛行機、ヘリ、等が想定される。これらの機器を滞留時間、制御方法の容易さなどの観点で評価し、基本形となるバルーンを用いた滞留実験を行った。このバルーンには将来飛行体の位置を知る上で必須となるであろうGPSを搭載し、時々刻々変化するバルーン位置のモニタ実験を実施した。また、バルーンではゴム膜からのガスの流出が問題となり、浮力の経時変化が重要であるが、実験を通じてその経験式を求めた。
一方、能動的な無人航空機としてラジコンヘリコプターを調達し基本操作を学習中であるが、4要素の制御が思った以上に複雑であることが判明しつつある。
飛行物体間の通信技術:通信装置から見れば、その通信端末が飛行機であるか否かは余り大きな意味を持たない。このため、はじめに人が端末を持ち運び、移動する飛行体間の通信を模擬した。研究対象とした通信システムは端末数3〜5、通信装置は400MHz帯特定小電力無線機で、通信範囲半径約600mのものである。相互にGPSからの位置情報を確認し、通信距離外にいる相手には他の通信端末が中継(マルチホップ)して通信するシステムを開発した。通信制御ソフトは自家製である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 無線アドホックネットワークにおける接続成功確率の理論的検討2006

    • Author(s)
      佐藤 洋一, 他
    • Journal Title

      東海大学紀要 開発工学部 第15号

      Pages: 49-56

  • [Journal Article] ワイヤレスアドホックネットワークにおける接続成功確率に関する一検討2005

    • Author(s)
      佐藤 洋一, 水野 秀樹
    • Journal Title

      電子情報通信学会 信学技報 RCS2005-103

      Pages: 109-113

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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