2005 Fiscal Year Annual Research Report
網羅的培養条件を備えた対向型多次元培養法の開発と発酵生産への応用
Project/Area Number |
17658045
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Research Institution | Sojo University |
Principal Investigator |
緒方 靖哉 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (20038277)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新 隆志 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (50179066)
岩原 正宜 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (30038294)
小川 隆平 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (40029244)
大庭 理一郎 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (30089940)
赤松 隆 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (50133567)
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Keywords | 発酵 / バイオテクノロジー / バイオ関連機器 |
Research Abstract |
本年度(〜平成18年3月31日)の研究実績:最終目的は対向型多次元培養装置で増殖した微生物の内,新規なアミノペプチダーゼ生産菌を探索することであるが,まず初年度は装置の改良開発,各種因子の一次元での濃度勾配を達成させることを目標とした。1)対向型多次元培養装置の開発:現在作製済みの装置は研究目的の項で述べた3次元の箱型で,それぞれの因子は,側面に取り付けた部分と仕切りにより仕切られている。この仕切り面は寒天が固まった後,取り外せるようになっている。この面数を増やすことにより多次元に展開できるものである。この装置の改良開発には丸菱バイオエンジ(株)との共同研究し、円筒型の改良培養装置を製作した。現在、射出成型のための金型の設計中である。2)濃度勾配を付ける因子、すなわち(1)溶存酸素濃度と溶存炭酸ガス濃度(2)酸化還元電位(3)培地濃度(4)塩濃度(5)pHについて、基礎的なデータを得ることができた。所期の構想が実現可能であることを確認した。3)試料:スクリーニング源として,土壌やサイレージなどを用いて,本培養装置の有効性を確認し、良好な結果を得た。4)微生物層の解析:コロニーPCR法を用いて16S rRNA遺伝子領域を増幅し,変成ゲル勾配電気泳動法を用いて分離する方法論について検討した。
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