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2005 Fiscal Year Annual Research Report

レーザーマイクロダイセクションのためのRNase-free超迅速免疫染色法の確立

Research Project

Project/Area Number 17659051
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

目黒 玲子  新潟大学, 医歯学系, 助教授 (30251804)

Keywords細胞・組織 / 神経科学 / 脳・神経 / マイクロダイセクション
Research Abstract

1.一次抗体を蛍光色素で標識する
より高い感度・精度で抗原を検出するため、通常は二段階の抗原抗体反応をおこなっている。すなわち、一次抗体を抗原と反応させた後、標識二次抗体を付加して一次抗体とリンクさせ、抗原を可視化する。本研究では、短時間で抗原を可視化するために、一次抗体を直接標識しようと試みた。
(1)市販抗体のクオリティの検討
市販されているCalbindin、Calretinin、Parvalbuminに対する抗体について、それぞれ、抗原特異性および感度をチェックした。アルデヒド固定した脳切片を用い、従来の二段階の抗原抗体反応法により免疫染色をおこない、その染色像から抗体のクオリティを検討した。
(2)抗体の標識
抗原特異性および感度が良好と判断された抗体(Parvalbumin抗体)を、蛍光色素Cy3で標識した。
(3)標識抗体のクオリティの検討
アルデヒド固定した脳切片を用いて実際に免疫染色し、Cy3標識Parvalbumin抗体の抗原特異性および感度について検討した。
2.レーザーマイクロダイセクション用の組織標本作成
クリオスタットで10μm厚の新鮮脳の切片を切り出し、スライドグラス上に貼付した。
3.短時間処理による免疫組織化学
2で得られた未固定標本の固定方法、1-(2)で得られた抗体の濃度および溶媒条件をいろいろ変えて、最適の染色条件を検索中である。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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