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2005 Fiscal Year Annual Research Report

発毛異常示すラットHHRの責任遺伝子の探策

Research Project

Project/Area Number 17659110
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

七島 直樹  弘前大学, 医学部, 助手 (80333730)

KeywordsHirosaki Hairless Rat / 連鎖解析
Research Abstract

HHR(Hirosaki Hairless Rat)はSprague-Dawley Rat(SDR)から生じた無毛の変異動物で1984年に弘前大学医学部付属動物実験施設にて発見された。この形質はこれまでに常染色体劣性遺伝であることが証明されているが、その責任遺伝子は同定されていない。本研究ではHHRの責任遺伝子を連鎖解析によって同定することを目的としている。平成17年度では責任遺伝子の遺伝子座が存在する染色体の同定を試みた。
SDRと遺伝的に距離の離れているBrown Norway (BN) Ratの雌をHHRの雄と交配させ、F_1を作成した。さらに、F_1の雌とHHRの雄で戻し交配させ、N_2を100頭作成した。N_2はアルビノ、BNラット様、頭巾斑の毛色を示した。アルビノ遺伝子座は第1染色体に、頭巾斑遺伝子座は第14染色体に存在することが知られており、χ2乗検定により各々の毛色と毛の有無には相関が認められなかった為、HHRの責任遺伝子座は第1および14染色体には存在しないことが示唆された。そこで、第1および14染色体を除いた18の常染色体についてラットのマイクロサテライトマーカーを用いて連鎖解析を行うこととした。HHRとBNラットおよびこれらのF_1の肝臓からゲノムDNAを抽出し、各マイクロサテライトマーカーでPCRし、これらのラット間に多型が認められることを確認した。現在、これらのマーカーを用いてN_2のゲノムDNAをPCRし、マーカーごとに表現型と遺伝型の2×2分割表を作成している段階である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Nuclear Localization of STAT5A Modified with O-Linked N-Acetylglucosamine and Early Involution in the Mammary Gland of Hirosaki Hairless Rat2005

    • Author(s)
      Naoki Nanashima et al.
    • Journal Title

      THE JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 280

      Pages: 43010-43016

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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