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2005 Fiscal Year Annual Research Report

エマージング感染症のための教育用プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 17659152
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

藤井 潤  九州大学, 医学研究院, 講師 (60271441)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久枝 一  九州大学, 医学研究院, 助教授 (50243689)
青木 洋介  佐賀大学, 医学部, 助教授 (60222478)
楠原 浩一  九州大学, 医学研究院, 助教授 (20243941)
Keywordsエマージング感染症 / 鳥インフルエンザ / 医学教育 / 医学教育 / レジオネラ / O157 / SARS
Research Abstract

鳥インフルエンザがグローバルな広がりを見せる中、従来の知識一辺倒な教育では、エマージング感染症に対して感染パニックを起こしかねない。この研究はエマージング感染症が起きたとき、医師として、どのように対処すべきか、情報を整理して上位機関にどのように伝えるべきか、また社会に対してどのように教育・指導するべきかを目的とした。ネット環境作りのため九州大学大学院医学研究院細菌学分野にサーバーを設置し、global IP adressを大学から取得してホームページを閲覧できる環境を整えた。サイト名をe-sakimoriと命名して、エマージング感染症のための九州情報発信起点とすることを決めた。e-sakimoriの運用法を検討し、1)感染症の九州専門家集団をネット上に集め、重要なことをネットカンファレンスできる環境をつくる。そのため来年度はネットでの専門家の発言がlogとして追加されるよう、サーバーにリレーショナルデータベースの導入を検討している。また九州大学が開発した高速ブロードバンドAQUA(Asia-Kyushu Advanced Medical Network)を使って、感染症のネット会議を行うことを決め、共同研究者が存在する佐賀大学に、このブロードバンドをつなぐことを大学倫理委員会に申請し、許可された。2)地域健康危機管理ガイドラインに基づき、感染症パンデミックやアウトブレイクを予想した平常時におけるネット上での健康危機管理対策を富山県庁と共同で考案した。この結果は日本公衆衛生協会から出版される予定である。3)全文検索サーチエンジンを感染症データベースに利用できるか検討し、良好な結果を得た。データベースについては著作権や患者の守秘義務の問題を議論した。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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