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2006 Fiscal Year Annual Research Report

学生習熟度別客観的臨床技能向上支援システム開発の研究

Research Project

Project/Area Number 17659153
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

宇宿 功市郎  熊本大学, 医学部附属病院, 教授 (30281223)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 末永 貴俊  熊本大学, 医学部附属病院, 助手 (90380998)
Keywords医学教育 / OSCE / 評価 / パソコン / 無線LAN / インターネット / Web技術 / フィードバック
Research Abstract

本研究では(1)最近技術進歩が著しいWeb環境を用いたネットワークおよび暗号化技術を応用し、迅速性・秘匿性に優れた臨床技能評価システムを構築すること、(2)適切な評価項目の開発を通じて、より効果の高い情報還元手段の開発を行うことを目標とした。これは医学教育の際の、1)医学生の達成度を評価する、2)医学教育の効果を判定する、3)医学教育に参加した教員を評価する、4)医学教育に必要な教材を提供するなど、教育効果を上げる努力に資するためである。特に評価項目が多岐にわたる場合には近年著しく発達を遂げている情報通信技術を応用しながら、医学生、医学部教員を評価する必要があり、評価の公平性、秘匿性がを保障し、さらに評価ならびにその内容のフィードバックを迅速に実施することも重視すべきと考えた。情報の迅速な処理を行うには、その情報が発生した時点でコンピューターに入力すること、適切な情報収集の手段を確立することが大切である。しかしながら複数のコンピューターが別々に存在し、集計手段がまちまちでは迅速な成績の集計と被評価者への情報還元を迅速に行うことはできない。
平成18年度の研究では、平成17年度に引き続き、データベースを設置したサーバーコンピューターを中心に、客観的臨床技能試験OSCEの各ステーションにクライアントとしてのノート型パーソナルコンピューターを配置し、学生を採点時に同時入力できるシステムの構築をを完成させた。とくに通信環境の整備、複数箇所に簡便に設置し、終了後は撤収も簡便に行える仕組みの開発を行った。OSCE採点表はWeb技術を応用して採点者コンピューターに表示、採点後にサーバーに送信し、サーバー上のデータベースで集計後に受験者に迅速にフィードバックできるように構築した。採点者は個々人のノート型パソコンを使用できるように通信環境を無線LANで構成し、試験中にはこの無線LANはインターネットへの接続を遮断するようにしている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] EBMを実践できる医師を育てる環境は進んだか医学部教育(国公立大学)2006

    • Author(s)
      宇宿 功市郎
    • Journal Title

      EBMジャーナル 7

      Pages: 180-187

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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