2006 Fiscal Year Annual Research Report
ES細胞由来マクロファージを用いた細胞磁界測定法の開発
Project/Area Number |
17659180
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
相澤 好治 北里大学, 医学部, 教授 (10124926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 正史 北里大学, 医学部, 助教授 (00271221)
渡邊 光康 北里大学, 医学部, 講師 (50327342)
工藤 雄一朗 北里大学, 医学部, 講師 (60348505)
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Keywords | ES細胞 / マクロファージ |
Research Abstract |
【目的】マウスのES細胞株であるCMTI-1(129SVマウス由来)を用いて、胚様体形成法を用いて、マクロファージへ分化誘導する方法を検討した。 【方法】具体的には、ES細胞を解凍して起こし、前日にゼラチンコーディングされた60mmの培養皿にフィーダー細胞を1×10^6個まいておいて、その上に十分にピベティングをして、シングルセルにした上で、細胞を播いた(5×10^5個)。37℃、5%CO_2の条件下でleukemia inhibitory factor(LIF)を含んだDulbecco's modified Eagle medium(DMEM)培養液で培養し、最初は毎日培地を交換して、3日ごとに継代した。5代継代の後、Lindmark, et al.(2004)の先行研究を元に、マクロファージヘの分化誘導を試みた。ES細胞をLIFを含んでいないIscove modified Dulbecco's media(IMDM)で3時間培養し、トリプシンで単離した後にInterleukin 3(IL-3)及びmacrophage colony stimulating factor(M-CSF)、ヒトインスリン、IL-1βを含んだIscovemodified Dulbecco's media(IMDM)で10日間培養し、マクロファージに分化させる。培養プレートに付着した細胞をマクロファージとして分離する。 【検討課題】現時点では、マクロファージへの分化の段階まで至らず、形態的観察を含め、間題点を検討中である。
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