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2005 Fiscal Year Annual Research Report

人工筋肉を用いた心補助装置の開発

Research Project

Project/Area Number 17659422
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

鈴木 保之  弘前大学, 医学部, 講師 (60344595)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮田 寛  弘前大学, 理工学部, 教授 (80312479)
牧野 英司  弘前大学, 理工学部, 教授 (70109495)
佐川 貢一  弘前大学, 理工学部, 助教授 (30272016)
若山 文規  弘前大学, 医学部附属病院, 医員
Keywords人工筋肉 / 心肺補助 / 人工心臓
Research Abstract

1.本年度は人工筋肉の動作を確認することと、シミュレーション回路の作成を行った。大操作量対応金属系人工筋肉(バイオメタル・ヘリックス「BMX」:TOKI Co)を12本使用した板状の補助装置のプロトタイプを作成した。(BMXは直径0.6mmのファイバーで1.5V、200mAの電流で30gの重りを持ち上げることができ最大800万回繰り返し動作が可能である。)このプロトタイプの補助装置の動作に関しては研究分担者、弘前大学理工学部 佐川が人工筋肉に通電する回路を作成した。この回路は発生する電圧と通電時間の調節が可能なもので、プロトタイプに周期的に通電することにより心補助装置が収縮する動作を確認した。これにより9V、1Aの電流通電で人工筋肉は充分に収縮することを確認した。
2.続いて、体循環を想定したシミュレーション回路を作成した。これは人工筋肉によるデバイスを巻付ける心臓部分(ソフトバッグ)と貯水槽とをチューブで連結している。貯水槽の水面の高さを変えることでソフトバッグの張り具合を調節することと、ソフトバックの出入り口に逆流防止弁を付けてあり、ソフトバックを絞ることで実際の心臓が収縮するのと同様な体循環のモデルとなる。チューブの途中、ソフトバックに内圧を測定するための装置がついており人工筋肉によりどのくらいの圧の発生があるかを測定することが可能である。
3.現在このソフトバックに巻付ける人工筋肉デバイスを現在作成中で、このデバイスに適応した通電回路も併せて作成中で、完成した時点で実際に回路を使用してデバイスを駆動させ、発生する圧力を測定し、貯水槽の水位を変えることでどのようなパフォーマンスを示すのかデータを集める予定でいる。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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