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2005 Fiscal Year Annual Research Report

腰椎脊柱管狭窄症に対する遺伝子治療の開発

Research Project

Project/Area Number 17659464
Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

金森 昌彦  富山大学, 医学部, 助教授 (20204547)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安田 剛敏  富山大学, 附属病院, 助手 (20377302)
野上 重治  富山大学, 附属病院, 医員 (40377304)
Keywords腰部脊柱管狭窄症 / アデノウイルスベクター / 腰椎椎弓切除 / 歩行解析 / 遺伝子導入 / 保存療法
Research Abstract

まず腰部脊柱管狭窄症のマウスモデルを新規に作成し、その方法を確立した。リタイアC3Hマウスを用いてL5-L6腰椎椎弓切除を行い、その上下端に約1mm大のシリコンゴムをおき、馬尾を圧迫し、モデル作成を行った。マウスは術後より跛行を呈しており、モデルマウスとして活用できることを確認した。さらにこの歩行状況をビデオ画像に撮影し、歩行解析を行った。手術直後は両下肢とも完全麻痺となるが、その後、麻痺は徐々に回復傾向を示し、手術後1週間目に不完全麻痺を呈する状態に変化した。
次にアデノウイルスベクターの馬尾への導入実験ではAdenoviral vectorsにlacZを組み込んであるものを作成した。その原理はCre/loxP系アデノウイルスベクターによる遺伝子発現ON/OFF制御法を利用する方法である。二つのloxP配列を持つAxCALNLNZと特異的組み換え酵素Creを持つAxCANCreを作成し、これらを等量にして混合感染させることで目的遺伝子であるLacZ遺伝子の発現をみることが可能であった。LacZ遺伝子発現解析は予備実験としてX-gal染色、beta-galactosidase染色で凍結切片を作成して行う方法を用いて行うことができた。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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