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2006 Fiscal Year Annual Research Report

新規Znフィンガープロテインの機能解析による軟骨発生・分化メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 17659480
Research InstitutionNational Research Institute for Child Health and Development

Principal Investigator

浅原 弘嗣  国立成育医療センター(研究所), 移植外科研究部, 部長 (70294460)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 味八木 茂  国立成育医療センター(研究所), 移植外科研究部, 流動研究員 (10392490)
橋本 徳  国立成育医療センター(研究所), 移植外科研究部, 共同研究員 (80392489)
工藤 寛枝  国立成育医療センター(研究所), 移植外科研究部, 流動研究員 (20425713)
Keywords再生医学 / 発生・分化 / 転写因子 / クロマチン / 遺伝子発現
Research Abstract

我々は発生を制御している新しいパラメーターとしてDNAとヒストンの複合体であるクロマティンとその転写コファクターに注目してきた。前年度までに我々は、前駆軟骨細胞株ATDC 5を用いたDNAマイクロアレイによる解析と、マウス胚における網羅的なホールマウントin situハイブリダイゼーションにより、軟骨組織の分化に関わる転写因子、転写コファクターの同定を行ってきた。その中で、四肢、肝臓に強く発現する新規のZinc fingerモチーフを持った転写制御因子の可能性がある遺伝子を同定した。そこで、当該遺伝子の四肢・軟骨発生時、および、肝臓発生時における役割を明らかにするためにノックインマウスの作製、解析を行うことを目的とし、それにより、新たな軟骨発生・分化メカニズムを明らかにすることを目標と定めた。
平成18年度では、当該遺伝子の5'UTRの直下にVenus遺伝子(GFPの変異体;理研脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チーム、宮脇敦史博士より分与)のcDNA及びpolyAがノックインされるベクターを構築した。さらに、我々は、四肢発生時に特異的に発現する新たなZinc finger遺伝子を3遺伝子同定(Zfp35、Zfp775、Zfp398)し、うち、2遺伝子についてはノックインマウスを得るための、ベクターの作製を終了した。最終年度では、これらのノックインベクターをES細胞株に導入し、相同組み替え体ES細胞株の同定し、キメラマウスの作製およびノックインマウスの取得、解析を行う。また、残りの1遺伝子については、米国baygenomics社より、ジーントラップES細胞株を購入し、そのES細胞株を用いてマイクロインジェクション法によってキメラマウスを作製した。現在、ジーントラップマウスを取得するべく、当該マウスの交配を行っている。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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