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2005 Fiscal Year Annual Research Report

積雪寒冷地におけるITを活用した高齢者健康支援プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 17659718
Research InstitutionTenshi College

Principal Investigator

瀧 断子  天使大学, 看護栄養学部・看護学科, 教授 (40188107)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 浅井 さおり  天使大学, 看護栄養学部・看護学科, 講師 (20326317)
鳥谷 めぐみ  天使大学, 看護栄養学部・看護学科, 助手 (00305921)
田島 忠篤  天使大学, 看護栄養学部・教養教育科, 教授 (40179693)
後藤 聡  天使大学, 看護栄養学部・教養教育科, 教授 (80301696)
荒川 義人  天使大学, 看護栄養学部・栄養学科, 教授 (10175185)
Keywords積雪寒冷地 / 独居高齢者 / IT / 在宅運動支援プログラム
Research Abstract

積雪寒冷地に居住する高齢者が冬季に「外出」しなくても「在宅」において自らの健康の維持・増進できるよう、ITを活用しての健康支援プログラムを考案することを目的に次のような研究に取り組んだ。健康支援の手がかりを得るため、M市に居住する65歳以上の独居高齢者の生活実態について21名の協力を得て面接調査を行った。その結果、健康だから独居ができ、独居でいることが自分らしい生活に繋がっていると認識しており、さらに可能なかぎり今の生活を長く続けたいと望んでいた。さらにM市に居住する65歳以上の独居高齢者335名に対し冬期の生活実態の調査を行った。その結果、冬季は家の中での生活時間が長く、夏季に比べ運動の機会が少なくなることが理解できた。
これらの結果を踏まえ「在宅」での健康の維持・増進を目的として、ITを活用しての健康支援として7名(71歳〜80歳)の独居高齢者の協力を得て、1月から3月までの10週間にわたる運動・体操のプログラムを実施した。研究協力高齢者は全員初めてパソコンを操作することから、パソコンの指導を行った後、最初の3週間は血圧の測定結果および運動時間等をホームページの日記に記載し研究者に発信してもらった。次いで在宅で安全に体操を行ってもらうための体操教室への参加とインターネットからみることができるビデオ体操の操作を学び自宅で体操を4週間継続し行った。この間も1週間に1回の研究者からの体操・運動状況把握の電話に対応しながら、運動・体操の実施結果をホームページの日記に記載し発信した。最後の3週間は電話による支援を受けずに運動・体操を継続して行った。研究協力の7名の方は10週間継続して研究に参加したが、終了後の面接調査においては体操の内容が容易で安全、体操時間が限定されていないために取り組みやすい等から、今後も体操を続けたいとの回答を得た。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2013-05-15  

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