2006 Fiscal Year Annual Research Report
結果ではなく過程を重視した知的生産支援インタフェースの研究
Project/Area Number |
17700095
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
五十嵐 健夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教授 (80345123)
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Keywords | 手書き文字入力 / 音声認識 / 予測インタフェース |
Research Abstract |
本年においては、音声情報処理と画像情報処理を組み合わせたプレゼンテーショントレーニングシステムについて研究した.開発したシステム「プレゼン先生」は,プレゼンテーションツールと連携しつつ,マイクおよびWebカメラから得られた発表者の音声および振る舞いを分析し,話速度,声の抑揚,聴衆とのアイコンタクトの度合いなどの指標をリアルタイムに発表者にフィードバックする.また,これらの指標がある閾値を超えた際に警告を通知する.発表終了後には,これらの指標をグラフとして可視化して提示することで,発表者の反省作業を支援する.本システムは,プレゼンテーションの内容そのものの改善ではなく,発表中に意図せず行ってしまう不適切な行動を抑制することにより,発表者単独によるプレゼンテーションスキルの底上げを行うことができる.小規模なユーザテストにより,本システムの有効性が示され,更なる改善に向けてのコメントが得られた.
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