• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

双方向テクスチャ関数(BTF)の拡張による材質表面の微細構造の表現

Research Project

Project/Area Number 17700120
Research InstitutionHiroshima City University

Principal Investigator

古川 亮  広島市立大学, 情報科学部, 助手 (50295838)

KeywordsCG / テクスチャ / イメージベーストレンダリング / 双方向テクスチャ関数 / 見えのモデリング / 3次元計測 / コンピュータビジョン
Research Abstract

本研究の目的は,物質表面の微細形状や質感をモデル化し、表現するための手法の研究である.
(a)立体形状を持つ物体をサンプリングし,CGとして再現するためには,物体の形状と見え(appearance)を,同時にサンプリングする必要がある.このための手法として,従来からラインレーザによる光切断法を用いてきたが,そのために必要なラインレーザの校正手法は,非常に複雑なものであった.本研究では,プロジェクタ,あるいはラインレーザを用いて物体の計測を行うために,光源の位置や方向などについて校正を行うことなく形状データを計測することができる手法を開発した.この手法については,3次元データ解析および可視化についての国際会議であるIEEE International Symposium on 3D Data Processing, Visualization and Transmission(3DPVT)と,国内最大のコンピュータビジョンの会議である、画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)で発表された.
(b)物体の見えのサンプリングを行い,CGとして描画可能なデータを得るための工程を行うためには,物体のサンプリング,サンプリングされた画像からのテクスチャの切り出し(レクティフィケーション),球面調和関数によるテクスチャデータの近似,テクスチャの統合など,複雑な処理を必要とする,これらの処理を行うために,従来はユーザが逐一パラメータと処理を指定していたが,その処理の煩雑さゆえにユーザに対する負荷が大きく,専門的能力を必要とした.そこで,これらの処理を,インタラクティブに行うことの出来るユーザインターフェースを開発した.

  • Research Products

    (6 results)

All 2006

All Journal Article (6 results)

  • [Journal Article] 3D acquisition system using uncalibrated line-laser projector2006

    • Author(s)
      Hiroshi Kawasaki, Ryo Furukawa
    • Journal Title

      18th International Conference on Pattern Recognition 1

      Pages: 975-979

  • [Journal Article] ラインレーサの自己校正による3次元復元手法-アクティブ3次元計測における最小構成システムについての提案-2006

    • Author(s)
      川崎 洋, 古川 亮, 中村 泰明
    • Journal Title

      画像の認識・理解シンホジワム 1

      Pages: 142-148

  • [Journal Article] 自己キャリブレーションによるプロジェクタ・カメラ3次元計測システムを用いた簡易な全周形状獲得手法2006

    • Author(s)
      榎本和史, 川崎 洋, 古川 亮
    • Journal Title

      画像の認識・理解シンホジワム 1

      Pages: 636-641

  • [Journal Article] Sell-calibration of Multiple Laser Planes for 3D Scene Reconstruction2006

    • Author(s)
      Ryo Furukawa, Hirosni Kawasaki
    • Journal Title

      IEEE Proceedings of Third International Symposium on 3D Data Processing, Visualization and Transmission (CD-ROM)

  • [Journal Article] 空間コード化法を用いた未校正ステレオシステムによる密な3次元形状復元2006

    • Author(s)
      川崎 洋, 大澤裕, 古川 亮, 中村 泰明
    • Journal Title

      情報処理学会誌 vol. 47, No. SIG 10

      Pages: 59-71

  • [Journal Article] 共面性とメトリックな制約を用いた3次元再構成2006

    • Author(s)
      古川 亮, 川崎 洋
    • Journal Title

      情報処理学会研究報告CVIM-156 Vol. 11

      Pages: 85-92

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi