2005 Fiscal Year Annual Research Report
オントロジーベースのWeb知識統合・管理システムの開発とナノテク知識への適用
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17700150
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
古崎 晃司 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (00362624)
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| Keywords | オントロジー / Webシステム / コンテンツ管理 / ナノテクノロジー / メタデータ |
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| Research Abstract |
本年度は,オントロジーベースのWeb知識統合・管理システムの開発に向けて,基礎となるシステム開発を行うとともに,それらに基づいた最終的なシステムの基本設計を行った.
基礎となるシステムの開発としては,具体的に以下の3つの項目を実施した.
(1)オントロジー構築支援ツール「法造」に,セマンティックWebの標準技術仕様であるRDF(S)およびOWLで記述されたオントロジーを処理する機能を付加した.
(2)「法造」が持つ一部の機能を,外部プログラムからアクセスして利用可能とする仕様を策定し,それに基づき,オントロジーを処理する汎用ソフトウェア(API)を開発した.同時に,Servlet等のネットワーク技術を用いて,「法造」をWeb経由で利用できるシステム(Webサービス)化するための基本設計を行った.
(3)(2),(3)の成果を基にアプリケーションの構築に必要な機能を整備すると共に,システム開発を支援する為の機能を付加することで,「法造」をオントロジーベースのWebアプリケーションの開発支援ツールとして拡張を行った.
さらに拡張した法造および,法造のAPIを用いて,法造で構築したオントロジーを読み込んで動作するアプリケーションのプロトタイプシステムを開発するとともに,オントロジーを基に,Webコンテンツを管理するシステムの設計を行った.本システムでは,Webコンテンツと,その内容を表すオントロジーで定義された概念との対応付けを行うことにより,コンテンツの内容に基づいた一貫性を持って管理を行う.さらに,各コンテンツに関連する内容を,オントロジーで定義された概念を用いたメタデータとして付与することで,コンテンツ間の関連情報を管理することができる.
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