2006 Fiscal Year Annual Research Report
遺伝アルゴリズムを用いた複数手法組み合わせによるテキストマイニング
Project/Area Number |
17700158
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
新美 礼彦 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師 (80347179)
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Keywords | 画像・文章・音声認識 / 自己組織化 / 人工知能 / テキストマイニング / 遺伝アルゴリズム |
Research Abstract |
遺伝アルゴリスムを用いたメタ学習の観点から、複数手法を組み合わせてマイニングを行りことにより、より高度で効率のよいテキストマイニングシステムの開発を目指し、研究最終年度として、以下の研究実績を得た。 1 WWW上に分散しているテキスト情報を統合するための基礎研究として、ネットワーク上に設置したセンサ情報を統合するシステムを提案し、Knowledge-Based Intelligent Information & Engineering Systems,10th International Conference on Knowledge-Based Intelligent Information & Engineering Systems (KES' 2006)にて報告を行った。KES' 2006の結果はLecture Notes in Artificial Intelligence 4253,Springerに掲載された。さらに、センサ情報を統合するシステムをP2Pトワーク上に構築し、システム構築が容易かつ負荷分散可能なシステムの提案をInternational Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB 12th '07)にて報告した。AROB 12th '07の結果はArtificial Life and Roboticsに投稿した。 2 上記研究に対して、他のセンサネットワークと比較するため、アドホック通信を行うセンサモジュールを使ったセンサネットワークについて検討した。センサネットワーク全体を質問処理に対応するセンサデータベースととらえ、センサデータベースにおける協調質問処理を効率化する動的ルーティング手法を提案し、電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ,第5回日本データベース学会年次大会(DEWS2007)にて報告した。 3 P2Pネットワークを使ったテキストマイニングのシステムの1例として、XMLで格納されている音楽情報をP2Pネットワーク上で共有し、ユーザ間の嗜好を関係構造グラブMu-lineを提案し、電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ,第5回日本データベース学会年次大会(DEWS2007)にて報告した。 4 複数手法の組み合わせによるテキストマイニングシステムとして、前年度提案した、遺伝的プログラミングを用いて複数のテキスト分類アルゴリズムを組み合わせて、テキスト分類を行うシステムを改良したものを開発し、その成果を2007 IEEE International Conference on Systems, Man and Cyberneticsに投稿した。
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Research Products
(1 results)