2005 Fiscal Year Annual Research Report
スマートイメージセンサを用いた広視野撮像システムの開発と即時画像処理への応用
Project/Area Number |
17700207
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
浜本 隆之 東京理科大学, 工学部, 助教授 (10297624)
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Keywords | イメージセンサ / スマートセンサ / ビジョンチップ / 広視野 / 多角錘ミラー / サーベイランス |
Research Abstract |
本年度は、複数のセンサを用いて広視野を撮像したり、その任意の部分画像を合成する方式を検討した。また、それに適したスマートセンサLSI内の処理方式を検討した後、センサLSIの設計を行った。 ●複数のセンサを用いた広視野、任意視点撮像方式の検討 複数のセンサとミラーの配置を工夫することで、効率良く広視野を撮像する方式について検討した。1つの広視野センサ(実在しない仮想的なセンサ)の視野を多角錘ミラーで分割し、複数の狭視野センサで撮像する方式の具体的な検討を行った。また、複数の実センサの画像を用いて任意の位置に配置した仮想センサの画像を合成する方式について検討した。 ●スマートセンサ内処理アルゴリズムの検討 画素値読み出し方法の工夫、小数精度位置の画素値推定、投影変換やキャリブレーション、センサ間ばらつき除去の処理をセンサ内で行うアルゴリズムの検討をした。 ●スマートセンサ外処理アルゴリズムの検討 サーベイランス応用に用いるための、動物体の抽出や追跡等の処理の予備検討をした。 ●スマートセンサLSIの設計と試作 上述した処理を実現するイメージセンサLSIを設計した。画素数は128x128である。イメージセンサ回路以外にも、複数の評価用部分回路を集積した。
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Research Products
(3 results)