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2005 Fiscal Year Annual Research Report

算数科「数と計算」領域における少人数指導に対応した新しいカリキュラムの開発

Research Project

Project/Area Number 17700586
Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

岸本 忠之  富山大学, 人間発達科学部, 助教授 (50324025)

Keywords数と計算 / 少人数指導 / カリキュラム
Research Abstract

本研究の目的は、小学校算数科「数と計算」領域において少人数指導に対応した新しいカリキュラムを開発することである。「数と計算」領域における少人数指導の実態及び教師の意識を把握するために、小学校の教員90人に対して実態調査を行ったところ以下のことが明らかとなった。
1.少人数指導を実施した単元
やはり領域でみれば、「A数と計算」で少人数指導を実施したという回答が多く、全回答数の50.9%であった。「A数と計算」のように技能習得が中心となる単元では、少人数指導が実施されている。一方「B量と測定」、「C図形」などの単元での実施は少ない。
少人数指導を実施している単元は、「4年・わり算」、「5年・小数のかけ算・小数のかけ算とわり算」、「6年・分数のたし算とひき算」である。なお「D数量関係」で挙げられた単元は、ほとんどが6年生の単元である。
2.少人数指導を実施した学年
学年ごとで見ると、4年生以上において少人数指導が多く実施されている。
3.少人数指導を実施したねらい
少人数指導を実施したねらいに関して、「児童に対するよりきめ細やかな指導をするため」が62.1%ともっとも多い。次いで「児童の習熟度(理解・技能等)に応じた指導をするため」が22.7%である。これらを合わせると84.8%となり、児童それぞれの実態に合わせ、よりきめの細やかな指導を行うことをねらいとして少人数指導が実施されている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 富山県内における小学校算数科少人数指導に関する現状2006

    • Author(s)
      岸本忠之, 高島由順, 関 洋之, 萩中泰弘, 河原弘幸
    • Journal Title

      富山数学教育学研究 第6号

      Pages: 29-38

  • [Journal Article] 社会的ニーズに応える近未来の算数・数学科教育課程の方向性2005

    • Author(s)
      岸本忠之
    • Journal Title

      日本科学教育学会第29回年会論文集

      Pages: 61-64

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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