2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17700587
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
銀島 文 金沢大学, 教育学部, 助教授 (30293327)
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Keywords | 数学教育 / 数センス |
Research Abstract |
これまでに筆者は数センスの研究動向分析を実施してきている。それにより,数センスの育成の重要性が十分に議論されている一方,数センスの概念の明確化に不十分さが認められることが明らかとなった。今後,数センス育成の指導法開発を推進するにあたり,数センスの概念構造を明確化することが重要な課題である。本研究では,研究目的を次の三点に設定している。 ・研究目的1:数センスの調査問題,および数センスに関わる教材や問題を収集しデータベースを構築する。 ・研究目的2:数センスの概念構造の視点を導出,整理する。 ・研究目的3:数センス育成に対する示唆を議論し,研究課題を整理する。 本年度は,上述の研究目的1,および2に係わって研究を実施した。具体的な内容は次の通りである。 (1)数センスに関する諸外国および国内の先行研究をもとに,数センスに関する調査問題を収集・分類した。昨年までに既に,米国と日本国内の先行研究を収集・動向分析を実施している。その中から,レイズ氏らが作成した調査問題,筆者が用いた調査問題などをもとに,問題の分類整理を行った。 (2)算数・数学の教科書などをもとに,数センスに関連する問題や教材を収集・分類した。教科書としては,日本国内で使用されている物の他に,米国,イギリスの物を資料とした。
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Research Products
(3 results)