2005 Fiscal Year Annual Research Report
「デジタル版山梨方言辞典」作成のための調査研究とデータ構築
Project/Area Number |
17720111
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Research Institution | The National Institute for Japanese Language |
Principal Investigator |
吉田 雅子 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, 研究補佐員 (50399490)
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Keywords | 山梨方言 / 方言辞典 / データベース / 方言学 / 言語地理学 / 国語学 / 言語学 |
Research Abstract |
研究代表者がこれまで従事していた,デジタル山梨方言辞典・データベース作成と成果公開を継続し,山梨方言辞典の完成をめざして調査研究とデータ構築をおこなうことが目的である. 最終目的は「デジタル山梨方言辞典・データベースの完成と公開」であるが,科学研究費交付期間内に設定する研究計画は以下の6点である. 1,山梨方言資料860点余の一次調査と電子化. 2,同資料主要30点の詳細分析調査. 3,年次累積形式でのデータ公開(CD-ROMと冊子の作成). 4,年次ごとの作業知見の報告. 5,方言の電子辞典・DB作成方法の公開と方法の理論化. 6,未見・未入手資料の探索調査. 平成17年度の研究実施状況は以下の通りである. 1,未見,未入手資料の探索調査のため,2日間の出張をおこなった. 2,収集資料の電算データ化をおこなった。データ整理に108日人を投入し,34資料・25798項目を入力した.その結果,山梨県方言資料88点の一次調査と電子化が完了し,辞典用データ項目総数は91408項目となった. 3,平成17年度中に電算化したデータを加工し,平成16年度以前に加工したデータ分と併せて『デジタル版山梨方言集2005』(CD-ROM+冊子)を作成した. 4,平成17年度中の作業による知見を報告書としてまとめ,3のCD-ROMに収録した.
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Research Products
(4 results)