2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17720221
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| Research Institution | Setsunan University |
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Principal Investigator |
吉田 道代 摂南大学, 外国語学部, 講師 (40368395)
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| Keywords | 出稼ぎ女性 / 沖縄県 / 岐阜県 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は、沖縄から県外への若年女性の出稼ぎを中心に、若年女性の出稼ぎを生み出す要因を受け入れ側と送り出し側の両地域の産業構造から探り、出稼ぎが女性の就業やライフコースにどのような影響を及ぼすかを考察することである。本年度の研究目標は、出稼ぎ女性に関する書籍や論文を収集しレビューを行うことと岐阜県および沖縄県における予備調査を行うことであった。今年度は、関連書籍・文献の収集と那覇市を中心とする予備調査(2005年11月1-5日、2006年1月4-8日の2回)を実施した。那覇市での予備調査では、沖縄県以外では入手困難な文献収集と聞き取り調査を行った。文献資料については、那覇市公共職業安定所、沖縄県庁、県立図書館、公文書館、雇用推進機構から沖縄県の雇用に関する報告書・統計資料を得たほか、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで配布・販売している求人情報誌の収集を行った。これらの求人情報氏には、出稼ぎ労働者を募集する企業および労働条件に関する具体的な情報が記載されている。また、聞き取り調査においては、那覇公共職業安定所および高校教員から沖縄県の雇用・出稼ぎ状況についての経験的な情報を得ることができた。これらの調査結果は、2006年7月にオーストラリア・ブリスベンで開催されるIGUの学会にて発表する予定である。今年度は岐阜県での予備調査ができなかったため、これについては、来年度の初期に行うこととする。
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