2006 Fiscal Year Annual Research Report
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17730239
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| Research Institution | Osaka City University |
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Principal Investigator |
石井 真一 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 准教授 (70315969)
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| Keywords | 企業経営 / 経営管理 / 事業組織 |
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| Research Abstract |
本年度は、前年度に実施したパイロット調査の結果を反映させるとともに、前年度から継続している日本市場における日米合弁、および日欧合弁、さらに欧州市場における日欧合弁における親会社の出資戦略の経時的変化にかんするデータベースを構築した。そのうえで、日本企業の国際合弁行動に焦点をあて、「トロイの木馬仮説」の説明可能性を検討した。具体的には、東洋経済社の「海外進出企業総覧」と「外資系企業総覧」をもとに、1988-2004年の欧米市場における日本企業、および日本市場における欧米企業の国際合弁行動についてデータ構築を実施した。この分析では、J.F.Hennartらの研究と比較できる変数を中心に扱った。
また、研究協力者であるJ.F.Hennart教授との定期的な打ち合わせやデータ・論文のやりとり、国内・海外における国際合弁事例についてインタビュー調査や研究発表もおこなった。これらの研究活動を通じて、理論構築およびデータ収集をすすめた。年度前半にデータ構築をおこない、年度後半に分析・論文執筆を進めた。その一部は、2007年6月にOCU Business Reviewで公表する予定である。加えて、これ以外のいくつかの論文についても執筆を開始し(一部はすでに執筆を終了)、平成19年度中に、できるかぎり海外のジャーナル等で公表できるように投稿先を検討中である。
年度の終わりには、米国市場の日米合弁のデータベース構築・分析を平成19年度中に実施するための準備作業も開始した。
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Research Products
(1 results)
