• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

造形要素のディジタルアーカイブと、その利用による教育および作品評価システムの構築

Research Project

Project/Area Number 17730509
Research InstitutionGifu City Women's College

Principal Investigator

久保村 里正  Gifu City Women's College, 生活デザイン学科, 准教授 (80320951)

Keywords基礎造形 / ベーシックデザイン / 構成教育 / 造形要素 / ディジタルアーカイブ
Research Abstract

平成17年度から進めてきた、「造形要素の組み合わせによる造形メソッド」で使用する為の素材となるコンテンツの収集と分類整理を、本年度も継続して引き続き行い、更なる充実を図った。そして本年度は昨年度に引き続き、造形要素の分類に基づいた明快なディジタルアーカイブの構造とインデックス(制作番号,制作年度,課題名,作品名,作品写真,作者,画材,造形表現など)に従って、ディジタルアーカイブの基本となる構造の精査と、ディジタルアーカイブの試作を行い、試験評価を行った。また昨年度に行った試験評価の結果をフィードバックし、より使いやすいディジタルアーカイブへと改良を重ね、ディジタルアーカイブのシステムを完成させるとともに、素材コンテンツをアーカイブに登録をし、アーカイブの内容の充実を図った。今年度は最終年度であるため、研究当初の目標であったディジタルアーカイブの完成と充実を図った上で利用を行い、アーカイブの使用感についての評価を行った。
又、研究当初に視野に入れていた、造形要素の組み合わせの方法から作品の評価を行うシステムについては、製作したアーカイブを利用しながら、造形要素の組み合わせの方法から作品の評価を行い、その評価システムについて検証を行った。検証方法は、造形要素の数によって造形要素の複雑さの数値化を行い、その点数と、何人かに個人の主観からなる作品評価を行ってもらい、その評価との比較を行うことによって検証を行った。その結果、この両者の評価の間には、ほぼ同様の傾向があることが分かり、造形要素の組み合わせの方法から作品の評価を行うことの意義が認められた。但し、この評価方法は、作品評価の方法の1つでしかなく、この方法が絶対的な評価方法ではないため、作品評価の参考と留めるのが望ましいと思われる。

  • Research Products

    (3 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] バウハウスに於ける基礎教育課程の変遷2008

    • Author(s)
      久保村里正
    • Journal Title

      岐阜市立女子短期大学紀要第57輯 57

      Pages: 8592

  • [Journal Article] 造形メソッドを用いた情報基礎科目におけるグラフィック教育2007

    • Author(s)
      久保村里正
    • Journal Title

      図学研究118号 日本図学会 118

      Pages: 918

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 造形要素における色と形2007

    • Author(s)
      久保村里正
    • Organizer
      文教大学・美術教育研究会
    • Place of Presentation
      文教大学(埼玉)
    • Year and Date
      20070000

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi