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2005 Fiscal Year Annual Research Report

細胞1個の内部生化学成分の高感度・高分離測定

Research Project

Project/Area Number 17750075
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

山口 佳則  早稲田大学, 生命医療工学研究所, 助教授 (20386634)

Keywords時間分解 / キャピラリー電気泳動 / 細胞 / 蛍光 / PDMS
Research Abstract

時間分解キャピラリー電気泳動装置として、現在の検出装置と高電圧装置を組み合わせたシステムを構築した。その際に、遅延蛍光検出の特性を出来るだけ有効に利用することの出来る条件、特にS/N比を出来るだけ稼ぐ方法として、100マイクロ秒の遅延とフォトンカウンティングを組み合わせた方法を確立した。
時間分解の方法によってキャピラリー電気泳動を行うために、早稲田大学理工学部化学科松本研究室で開発された3種類の希土類蛍光標識剤に対しても検討を行っている。現在、土類蛍光標識剤自身の光学的特性を利用した検出評価が完了し、実際の蛋白質にラベル化することを行っている。
一方、μTASを利用したデバイスの作成を早稲田大学電子・情報通信学科庄子研究室と共同で進めている。現在、細胞一個をマイクロデバイス内にトラップして、界面活性剤による破砕の研究を進めている。細胞の破砕の様子をビデオで解析したところ、その破砕時間が平均で約200ミリ秒であった。今後、破砕した成分を次の分析に運ぶための基礎研究を進める。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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