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2005 Fiscal Year Annual Research Report

最適な資源配分を立案するための知識ベース型設計プロセス計画・評価システム

Research Project

Project/Area Number 17760121
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

野間口 大  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90362657)

Keywords設計工学 / システム工学 / 設計プロセス / 知識工学 / 知識管理
Research Abstract

本研究は,大まかな製品の構造と主要な仕様が決定された後の基本設計・詳細設計における設計プロセスを計画し,人的・物的資源の最適配分の側面からプロセスの評価を行うシステムを開発するものである.平成17年度における研究実績の概要は以下のようにまとめることができる.
1.設計開発プロセスを構成するタスクに関する知識を定式化した.
2.設計開発プロセスにおける協調構造をDSM(Design Structure Matrix)によって表現し,DSMにおけるクラスタリングおよびパーティショニングを通じてチームの編成と各チームのスケジューリングの立案を行う手法を提案した.
3.設計開発プロセスにおける協調構造において,チーム内の情報伝達とチーム間の情報伝達の差異を考慮したモデルを提案した.
4.設計プロセスの評価指標として,プロセス実施に必要な人的・物的資源のコスト,費やされる時間,およびプロセス実施によって得られる製品の品質を定義し,モンテカルロシミュレーションによる設計プロセス評価を行うシステムを作成した.
5.大阪大学学生フォーミュラカープロジェクトにおける設計開発プロセスの事例分析を行い,本手法を適用してその評価を行った.
最適な資源配分を立案するための知識ベース型設計プロセス計画・評価システムは,以上のうち1から4に基づいて構成され,5における具体的な事例分析のフィードバックを通じて検証される.来年度は,本年度の研究成果を基礎として,提案した手法の事例への適用と手法の精緻化を行う予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 設計プロセスの計画と評価のためのリワークシミュレーションに関する研究2005

    • Author(s)
      野間口大
    • Journal Title

      日本機械学会第15回設計工学・システム部門講演会講演論文集 15

      Pages: 402-405

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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