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2005 Fiscal Year Annual Research Report

バンプレス接続によるチップオンフィルムとフィルム折曲げによる3D-SiPの作製

Research Project

Project/Area Number 17760281
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

池田 晃裕  九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 助手 (60315124)

KeywordsChip on Film / ポリイミドエッチング / マルチチップパッケージ / バンプレス接続
Research Abstract

Chip on Filmのため,両面銅張りポリイミドフイルムへの貫通ビア作製,貫通ビア部分へのアルミニウム真空蒸着によるフイルム表面,裏面の配線の接続,フイルム180度折り曲げ後の表面,裏面の配線の電気的接続の状態を確認した.
銅張りポリイミドフイルムは,信越化学工業社のKV25DE18Eを用いた.両面のCuの厚さは18μm,ポリイミド層の厚さは25μmである.貫通ビア,表面,裏面の配線パターンは,ガラスマスクとレジストによる紫外線露光,ウエットエッチングにより形成した.ガラスマスクは,Cadence社のVirtuosoで設計し,EB描画装置にて作製した.貫通ビアの形成は,東レエンジニアリング社のポリイミドエッチング液,TPE3000を用いた.最小サイズで,表側の孔直径が50μm,底面側の孔直径が25μmのテーパー状のポリイミド貫通ビアを開孔することができた.ポリイミドエッチング条件を調整することにより,テーパー状のビア開孔形状を得ることができた.孔のピッチは,表面で100μmである.配線の長さは,3mmである.真空蒸着装置にてアルミを貫通ビア部分に堆積し,フイルム表側の配線と裏面側の配線をアルミで接続した.テーパー状の孔形状のため,孔側壁にアルミを堆積することで,表面と裏面のCu配線をアルミで導通できた.
次に,上記で作製したフイルムを,2つのSiチップにポリイミドで貼り付け,180度折り曲げてフイルム表,裏面の配線の電気的接続が保たれていることを確認した.ここで,裏面の配線は,仮想的にSiチップ内の配線と考えることができる.

  • Research Products

    (2 results)

All 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] A Study of the Reliability of MOSFETs in Two Stacked Thin Chips for 3D System in Package2005

    • Author(s)
      Akihiro Ikeda, et al.
    • Journal Title

      Proc. IEEE 43rd International Reliability Physics Symposium

      Pages: 578-579

  • [Journal Article] チップスタック型マルチチップ実装におけるMOSFETの移動度の変動について2005

    • Author(s)
      池田晃裕, et al.
    • Journal Title

      電子情報通信学会論文誌 C Vol.J88-C・No.11

      Pages: 866-873

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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