2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17760301
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
圓道 知博 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (70397470)
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| Keywords | 光線情報取得装置 / 走査光学系 / 円筒型3次元ディスプレイ / リアルタイム入出力 / 光線情報処理 |
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| Research Abstract |
平成17年度の研究実施計画に従って研究を遂行し,以下の成果を得た.
1.光線情報取得系の基本原理の研究
従来提案されている手法では、放物面鏡とガルバノスキャナーを用いた、取得できる光線の角度の範囲が有限であり、一周全てを撮影できないという問題、さらに斜め上から見下ろす方向での撮影となってしまうと言う問題があった。これを解決するものとして、新たに水平方向360度からの光線情報を取得可能な光学系を考案した。さらに放物面鏡と回転する平面鏡を用いる構成による試作を行い、本光学系によって目的の光線が取得可能であることを確認した。
2.リアルタイム入出力回路の開発
高速度カメラから円筒型3次元ディスプレイへリアルタイムにデータを転送するためのシステムの仕様設計を行った。本システムにおける新規設計部分は二箇所である。まず一つは高速度カメラからのリアルタイムでの画像情報の取り出しと処理である。通常高速度カメラは撮影時には画像を専用のメモリに蓄え、撮影後にそれを読み出して利用する形態をとるが、本研究では高速度カメラの画像をリアルタイムに取得・処理する必要がある。これを実現するための専用回路の仕様設計を行った。もう一つは円筒型3次元ディスプレイへのリアルタイム入力回路である。これは回転部分を有する円筒型3次元ディスプレイに対し約10Gbpsにもなる大容量の光線情報を伝達するための専用回路である。具体的な構成としては光ロータリージョイントを用いて回転部分への高速伝達を実現するためのインターフェイス回路と、その前・後段の信号処理回路からなり、これらの仕様設計を行った。
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Research Products
(2 results)
