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2005 Fiscal Year Annual Research Report

脳梗塞の発症・進展に関わるメタボリック症候群分子メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 17790591
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

下 由美  順天堂大学, 医学部, 助手 (80384080)

Keywords脳・神経 / メタボリック症候群 / アディポネクチン / 虚血性脳血管障害
Research Abstract

動脈硬化の危険因子としてメタボリック症候群が注目を集めている。今回我々は脳梗塞の発症・進展を制御するにはメタボリック症候群に起因する動脈硬化の形成を制御することが重要であると考え、メタボリック症候群の発症に重要な標的分子であるアディポネクチンに着目し、アディポネクチンと虚血性脳血管障害との関連を遺伝子多型の観点から検討を行った。脳梗塞を3つのタイプに分類し、アテローム血栓性脳梗塞(ATI)60名、ラクナ梗塞(LI)77名、心原性脳塞栓症(CE)33名について検討した。アディポネクチンG276T多型をPCR-RFLP法にて解析したところ、control群と比較しいずれの群においてもgenotypeおよびalleleともに有意差は認めなかった。(ATI : G/G 28(46.7%),G/T 24(40.0%),T/T 8(13.3%),LI : G/G 41(53.2%),G/T 28(36.4%),T/T 8(10.4%),CE : G/G 14(42.4%),G/T 15(36.4%),T/T 4(12.1%))また、アディポネクチンI164T多型についてTaqman PCR法を用いて検討を行ったが、日本人での変異の検出率は低く、今回検討したサンプルではI164T多型において変異を認めなかった。今後症例数を増やして検討する必要がある。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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