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2005 Fiscal Year Annual Research Report

高密度ゲノムアレイを用いた小児白血病の解析

Research Project

Project/Area Number 17790692
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

堤 修一  東京大学, 国際・産学共同研究センター, 助手 (30345152)

KeywordsMLL遺伝子再構成 / マイクロアレイ / 乳児白血病
Research Abstract

当研究の目的は、MLL遺伝子再構成を伴う乳児急性リンパ球性白血病(以下MLL-Re-ALL)のDNAを用いて、MLL-Re-ALLゲノムの欠失や増幅を検索するものである。平成17年度はt(5q;11),t(4;11),t(11;19)のMLL-Re-ALL各1例の白血病DNA 250ngからGeneChip* Human Mapping 50K Array Hind 240を使用し、Genome Imbalance Map解析を行った。これは、マイクロアレイのシグナルからゲノム領域の欠失や増幅部分を出力するものである。
その結果、t(4;11)およびt(11;19)の白血病サンプルでは、一定長を満たす領域の変化を認めることは出来なかった。t(5q;11)のサンプルでは、8p21-23のヘテロ接合性の欠失(LOH)および、8q22-24の増幅を認めた。LOHの認める領域にはCSMD1,GATA4などの遺伝子が存在していた。また、増幅の認められた8q22-24の領域には、CSMD3,THRAPなどの遺伝子が存在している。今後、さらにサンプル数を増やし、変化のある領域を検索する。また、同時に遺伝子発現のデータを取得し、変化した領域に存在する遺伝子の発現の差を検討する予定である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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