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2005 Fiscal Year Annual Research Report

^<13>C標識ジペプチド呼気テストによる、術後残存膵外分泌障害診断

Research Project

Project/Area Number 17790930
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

榎本 あき矢  日本大学, 医学部, 助手 (30386049)

Keywords外科 / ^<13>C / 膵臓 / 呼気テスト
Research Abstract

目的:現在膵外分泌機能検査にはセクレチン試験,PFD試験等があるが簡易検査と呼べるものは少なく,また,膵頭十二指腸切除術(PD)後の患者において残存膵外分泌機能と再建術式との検証は充分とはいえない.今回我々は,^<13>C-ジペプチド呼気テスト(Bz-Try-Ala)がPFD試験と相関することを利用し,PD後の患者の残存膵外分泌機能を測定し再建術式との関係を検討した.対象と方法:1999年1月から2005年5月までの当院にてPDが施行された生存例11例(A群;膵胃吻合4例,B群;Roux-Y吻合等その他7例)に対し,PFD試験,Bz-Try-Ala呼気テストを施行し残存膵外分泌機能を測定した.測定した結果はx2検定を用い解析した.結果:Bz-Try-Ala呼気テストはPFD試験と相関を示した.術後残存膵機能は再建術式により有意差を認めなかった.考察:Bz-Try-Ala呼気テストはPD術後の残存膵外分泌機能の評価に有用であった.しかしPDの再建術式により違いは認められなかったことから,残存膵外分泌機能から見た理想的な再建法を評価することができなかった.今後症例の集積により詳細な検討が必要である.

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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