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2006 Fiscal Year Annual Research Report

^<13>C標識ジペプチド呼気テストによる、術後残存膵外分泌障害診断

Research Project

Project/Area Number 17790930
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

榎本 あき矢  日本大学, 医学部, 助手 (30386049)

Keywords外科 / ^<13>C / 膵臓 / 呼気テスト
Research Abstract

目的:現在膵外分泌機能検査にはセクレチン試験,PFD試験等があるが簡易検査と呼べるものは少なく,また,膵切除術後の患者において残存膵の体積と膵外分泌機能の関係を示した報告は未だない.今回我々は,^<13>C-ジペプチド呼気テスト(Bz-Try-Ala)がPFD試験と相関することを利用し,膵切除術前後の患者の残存膵外分泌機能を測定し,また,術前および術後のCT画像より膵体積を計測し呼気テストの結果と比較検討した.対象と方法:2002年12月から2005年6月までの当院にて膵体尾部切除術(DP)が施行された5例(男性3例,女性2例)に対し,PFD試験,Bz-Try-Ala呼気テストを施行し術前および術後の膵外分泌機能を測定した.また、DICOMビューアーソフトであるOsiriX(v.1.7.1)を用い術前後の膵臓の体積測定を行った.結果:Bz-Try-Ala呼気テストのpeak値(0/00)と膵体積(cm^33)は相関を示した(r=0.7127,p=0.0003).考察:Bz-Try-Ala呼気テストはDP術後の残存膵外分泌機能の評価に有用であり,膵体積と相関を示すことから,膵外分泌機能の定量的評価が可能であることが示唆された.今後症例の集積により詳細な検討が必要である.

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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