2006 Fiscal Year Annual Research Report
口腔関連QOLによるの短縮歯列症例の治療選択肢の評価
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17791377
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山崎 真由美 東京医科歯科大学, 歯学部付属病院, 医員 (00396962)
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Keywords | 部分床義歯 / QOL / 短縮歯列 |
Research Abstract |
昨年度は日本におけるQOL評価法の確立を目的とし,元となる英語版アンケートの吟味・選択を行った.その結果,口腔関連のQOLを評価するアンケートとして国際的に広く用いられているOral Health Impact Profile(OHIP)を選択し,翻訳は,文化の適合をするために,国際的に広く用いられているガイドラインにしたがって,Forward translation, Back translation,専門委員会によるレビューを経て行った. 翻訳した日本語版OHIPについて,妥当性と信頼性の評価を行った.Content validity(内容妥当性)について調査した結果,日本語版OHIPには新たに5つの項目が追加された.また,convergent validity(収束的妥当性),groups validity(既知集団妥当性)の評価を行い,Construct validity(構造概念妥当性)を検証した.義歯装着前後のスコアを比較してResponsiveness(反応性)の検証を行った.信頼性についてはtest-retest reliability(再テスト信頼1生)とinternal consistency(内的整合性)について検証を行った. 今年度はこれらを論文にまとめ,雑誌に投稿した.
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