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2006 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝子発現系を用いた歯牙硬組織合成メカニズムの解析

Research Project

Project/Area Number 17791505
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

岡本 亨  北海道大学, 大学病院, 助手 (30301914)

Keywords歯学 / 再生医学
Research Abstract

Epithelial stem cellの培養
細胞の増殖速度をあげるために、上皮細胞に特化した培養条件にてエナメル幹細胞の培養条件を検討した。生後5日目のC57BL6を用い、実態顕微鏡のもとで分離した切歯先端のcervical loopをディスパーゼ(0,66mg/ml)、コラゲナーゼ(1.33mg/ml)を用いてさらに細胞を単離した。培養液として、角化細胞用無血清培養液にノックアウト血清リプレイスメントを動物由来血清の代わりに用いた。タイプIコラゲナーゼコート培養皿に細胞を播き、3日ごとに培養液を交換した。LIF添加の影響も同時に検討するために、無添加のものと細胞増殖を比較した。増殖の速度はLIFによる影響を受けず、さらにDMEMを用いたもの(昨年度に行った方法)に比較し、約1.2倍であった。現在、さらに増殖の速度を上げるために、フィーダー細胞を用いた方法を検討中である。
Mesenchymal stem cellの培養
切歯先端のcervical loop内の間葉細胞の培養に加え、骨髄内の問葉細胞の培養方法の検討を行った。cervical loop由来の間葉細胞および、脛骨の骨髄から400xg一分間遠心して取り出した骨髄細胞を9%ウシ胎児血清(FBS)と9%ウマ血清を含むRPMI1640培地で24時間培養した。付着細胞を、3日ごとに培養液を変えながら、4週間培養した。トリプシンEDTAで細胞をはがし、50-500個/平方センチに蒔き、増殖速度を比較検討中である。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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