2005 Fiscal Year Annual Research Report
非病原性アデノ随伴ウィルスベクターを用いた骨代謝関連因子調節機構の解析
Project/Area Number |
17791529
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
谷本 起穂 徳島大学, 医学部・歯学部附属病医院, 助手 (20380032)
|
Keywords | アデノ随伴ウイルス / 先天異常疾患 / 骨系統疾患 / 骨芽細胞分化 / 破骨細胞分化 / 歯学 / 遺伝子 / シグナル伝達 |
Research Abstract |
研究代表者らが過去に単離したヒトfibroblast growth factor receptor 2(FGFR2)IIIc、FGFR2IIIcS252Wおよび可溶型FGFR2IIIcS252W(sFGFR2IIIcS252W)をadeno-associated virus vector(pAAV MCS vector ; AAV-Heper Free System ; Stratagene)のBamHI/XhoI制限酵素サイトに組み込み、発現ベクターを構築した。また、FGFR2IIIcのisomerで、上皮系の細胞に重要な働きを担うFGFR2IIIbおよびFGFR2IIIbS252Wについても同様に発現ベクターを構築した。構築した各発現ベクターをCOS-1細胞に一過性にトランスフェクションし、目的蛋白質の発現を、抗FGFR2抗体を用いたWesternblot法にて確認した。現在、ヒト胎児腎由来293細胞にpAAV-RC vector(rep/cap遺伝子搭載)、pHelper vector、(E2A、E4、VARNAs搭載)と共にリン酸カルシウム法にてco-transfectionし、ベクター精製を行っている。今後は、精製したベクターの力価をドットブロット法にて検索した後、in vivoにてその効果を検索する予定である。
|
Research Products
(1 results)