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2005 Fiscal Year Annual Research Report

骨免疫に関与するT細胞活性化の解析

Research Project

Project/Area Number 17791569
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

合田 征司  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (70351476)

Keywords細胞・組織 / シグナル伝達 / 免疫学 / 蛋白質 / 遺伝子
Research Abstract

CXCL12架橋刺激によるβ1-インテグリン活性を検討した.T細胞様細胞株(Jurkat)、ZAP-70欠如T細胞(P116)、LAT欠如T細胞(J.Cam2.5)、SLP-76欠如T細胞(J14)にカルセインAM標識し、Fibronectin(0.3μg/ml)をプレートに固相化しそれぞれの細胞株をCXCL12、PMAで刺激した.プレート洗浄後接着細胞をマイクロプレートリーダーで測定した.CXCL12刺激によりJurkat細胞は、経時的にFibronectinへの接着は増強し、3分でピークを認めた.次にCXCL12架橋刺激によるβ1-インテグリン活性のZAP-70、LAT、SLP-76の影響を検討した.CXCL12刺激によるP116細胞、J.Cam2.5細胞のFibronectinへの接着は、Jurkat細胞と比較して弱かった.一方J14細胞のFibronectinへの接着は、Jurkat細胞と同等であった.プラズミドpIRES2-EGFP wild type ZAP-70、wild type LAT、wild type SLP-76を作製しP116細胞J.Cam2.5細胞、J14細胞にそれぞれ発現させた.それぞれのタンパク質の発現をFACSにて確認した.それぞれのタンパク質の発現率は約30%程であった.P116細胞にZAP-70、J.Cam2.5細胞にLATを発現させた細胞のCXCL12刺激によるFibronectinへの接着はJurkat細胞と同等に回復した.以上の結果から、T細胞におけるCXCL12刺激によるβ1-インテグリン活性は、ZAP-70およびLATに依存している可能性が示された.

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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