2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of multi-functional one-dimensional nanostructures formed through high energy charged particle triggered chemical reactions
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17F17085
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
関 修平 京都大学, 工学研究科, 教授 (30273709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MA JUN 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Keywords | 放射線 / 重合 / 電子線 / 時間分解 / 乖離性電子付着 / イオン / ナノワイヤ / STLiP |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では次の二つの課題について研究を進めてきた:(1) 有機薄膜への高エネルギー荷電粒子(重粒子線)照射を用いたナノ構造体の形成、(2) パルス電子線照射を用いた短寿命電子の生成とそのヌクレオシドへの電子付着と結合解離過程。まず、(1)については、単一粒子誘発ナノ加工法(Single Particle Triggered Linear Polymerization法)を用いて、光電子機能分子としてよく用いられるスピロビフルオレン固体膜に対し、サイクロトロンで加速した350 MeV に加速されたXe粒子を照射し、ナノワイヤの形成に成功した。形成されたナノワイヤは基質分子の光学特性をよく反映した高効率発光を示すと同時に、重合反応による共役電子構造の発達により、高い電子伝導特性を示すことが明らかとなった。後者は、時間分解マイクロ波伝導度測定法を用いて確認され、電子受容分子のナノワイヤ表面への吸着により光電荷分離効率が大幅に向上すること、同時に発行の強いクエンチングが起こること、からデュアルモードセンシング材料として利用可能であることが明らかとなった。(2)については、リボチミジンがジエチレングリコール溶媒下でのピコ秒パルス電子線照射により、熱化前電子の解離性電子付着反応を介して結合開裂が起こることを明らかにした。極短パルス電子線はフランス・パリ南大学および東京大学の加速を用いて比較対象して検証し、米国・オークランド大学による理論計算結果との良い整合性を得た。熱化前電子の反応を直接捉えた例はほとんどなく、国際共著論文として発表を行った。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)