Analysis of molecular mechanism of heart failure development and therapeutic strategy

2017 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 17F17121
• Research Institution: Kumamoto University
• Principal Investigator: 富澤 一仁 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (40274287)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): TIAN ZHE 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 外国人特別研究員
• Project Period (FY): 2017-04-26 – 2019-03-31
• Keywords: 非翻訳性RNA / 心不全

Outline of Annual Research Achievements

本年度は、心筋特異的非翻訳性RNA遺伝子改変マウスの心臓組織を用いてプロテオームによる網羅的解析を行い、その候補となる標的遺伝子を複数同定した。同定された標的遺伝子について心筋特異的遺伝子改変マウス、ラット新生児初代心筋細胞、ヒトiPS由来心筋細胞を用いて心筋代謝関連遺伝子の発現変化を検討した。また、心不全病態形成の多臓器連関の観点から、心不全モデル作製後の心臓以外の組織(内臓脂肪、腎臓、骨格筋)において非翻訳性RNA、その標的遺伝子の発現変化を検討した。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

コンディショナルノックアウトマウスの交配が遅れているため。

Strategy for Future Research Activity

本年度は、プロテオームによる網羅的解析より同定された標的遺伝子およびその下流に存在する遺伝子について検討する。また 、心不全病態形成の多臓器連関の観点から、心不全モデル作製後の心臓以外の組織(内臓脂肪、腎臓、骨格筋)において非翻訳性RNA、その標的遺伝子の発現変化を検討した。