2017 Fiscal Year Annual Research Report
Adiabatic theory for molecular dynamics in intense laser fields
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17F17901
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
森下 亨 電気通信大学, 量子科学研究センター, 教授 (20313405)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SVENSMARK JENS 電気通信大学, 量子科学研究センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2017-11-10 – 2020-03-31
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Keywords | アト秒 |
Outline of Annual Research Achievements |
断熱理論によるレーザー場中の分子ダイナミクスの記述を進めている。最も基礎的な系である、直線上を運動する1電子系2原子分子についての研究を行った。断熱理論に基づく分子ダイナミクスの理論的定式化を行い、光電子運動量スペクトルや解離スペクトル等の物理量を求める計算プログラムの開発を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は主として高強度レーザー場中の分子ダイナミクスを取り扱うための理論の定式化を行った。これに基づき、数値計算コードの開発を進めた。いくつかの予備的な結果を得ており、理論の妥当性をチェックした。 以上により、おおむね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
最も基礎的な系である、直線上を運動する1電子系2原子分子についての研究を行う。数値計算コードの開発を進め、高速化を行う。得られた計算結果を既存の実験データや数値計算結果と比較することにより、理論の妥当性を吟味する。これまで頻繁に用いられているボルン・オッペンハイマー近似が適用できない条件下でのダイナミクスの解析を行い、新たな知見の獲得を目指す。
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Research Products
(1 results)