2021 Fiscal Year Annual Research Report
海外の研究者との連携による中国・日本における禅思想の形成と受容に関する研究
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17H00904
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
伊吹 敦 東洋大学, 文学部, 教授 (20250029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
何 燕生 郡山女子大学短期大学部, その他部局等, 教授 (00292186)
齋藤 智寛 東北大学, 文学研究科, 教授 (10400201)
柳 幹康 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (10779284)
土屋 太祐 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (20503866)
村松 哲文 駒澤大学, 仏教学部, 教授 (30339725)
程 正 駒澤大学, 仏教学部, 教授 (60433752)
舘 隆志 駒澤大学, 仏教学部, 講師 (70771509)
原田 香織 東洋大学, 文学部, 教授 (90227017)
ダヴァン ディディエ 国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (90783291)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 禅宗史 / 禅文献 / 禅思想 / 禅文化 / 国際交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度が最終年度となるため、昨年度、新型コロナの影響で開けなかった一部のシンポジウムも含め、シンポジウム、定例研究会、講演会等を多数開催した。時系列に沿って掲げると、シンポジウムとしては、1.「禅文化の諸相とその特質」(10月9日)、2.「近代化は仏教をどう変えたのか」(東洋大学東洋学研究所と共催、10月30日)、3.「中国・韓国・日本 看話禅の諸相」(11月27日)、講演会としては、1.「三者鼎談:『正法眼蔵』の表現・翻訳・思想をめぐって」(9月18日)のほか.マルタ・サンヴィド先生講演会(12月18日)、蒋海怒先生講演会(2月12日)等がある。 当初、コロナ禍の終息を見込んで多くの企画を年度の後半に配置したが、結果的には、全てリモートとなった。これらにおいて研究代表者や研究分担者が運営だけでなく、自ら積極的に発表を行たため、それが下に示すような多くの業績へと繋がった。 これらは全てホームページや学会等を通じて事前に広報され、一般の参加を募った。玄奘大学の侯坤宏、浙江理工大学の蒋海怒、フランス高等研究実習院の張超、東国大学校の金龍泰、朴仁錫等、外国人研究者による外国語による発表も多かったが、事前に発表内容を提出してもらい、当日に翻訳を配付し、また、質疑に通訳を配置することによって、一般の参加者への便宜を図った。また、上記のシンポジウム等の発表内容は、本研究プロジェクト刊行の学術雑誌、『国際禅研究』第7号、第9号に掲載するとともに、東洋大学学術情報リポジトリを通して公開中である。 このほか、「禅研究の現在」をテーマとする特集号として『国際禅研究』第8号を刊行した。本特集号には本研究プロジェクトの研究代表者・研究分担者の全員と外部の著名な研究者が寄稿しており、現時点での各分野の研究課題を後進に提示することで、今後における禅研究のいっそうの発展を期したものである。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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