2021 Fiscal Year Annual Research Report
Fabrication /Making of a New Territorial History of land and culture on apprehending of "terroir"
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17H01310
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Research Institution | Kobe Women's University |
Principal Investigator |
中川 理 神戸女子大学, 家政学部, 客員教授 (60212081)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤松 加寿江 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (10532872)
加藤 玄 日本女子大学, 文学部, 教授 (00431883)
野村 啓介 二松學舍大學, 文学部, 教授 (00305103)
伊藤 毅 青山学院大学, 総合文化政策学部, 客員教授 (20168355)
杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
大田 省一 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (60343117)
岸 泰子 京都府立大学, 文学部, 准教授 (60378817)
上杉 和央 京都府立大学, 文学部, 准教授 (70379030)
中島 智章 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (80348862)
坂野 正則 上智大学, 文学部, 教授 (90613406)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 都市史 / 領域史 / テロワール / 食産品 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は令和5年1月および2月にフランス・ロワールにおけるテロワール調査を実施し、オラトリオにおけるテロワールの構築を考察、分析することができた。令和5年2月には瀬戸内海沿岸の福山市草戸千軒町、鞆の浦地区、竹原市、呉市に生業調査を実施し、テロワール研究の日本における展開を確認した。2月には、北欧の農業改革の歴史について、ストックホルムでの調査を行うことができた。3月には九州鹿児島県、熊本県、福岡県におけるワインと茶業に関する調査を実施した。 昨年度までの調査の実績に、本年度のこれらの調査を加え、当初の研究計画にあったワイン、茶業についての分析をほぼ達成できた。そこで、それらの成果をもちより数回の研究会を実施し、成果のまとめとして、論集を作成し、それを書籍『テロワール―ワインと茶をめぐる歴史・空間・流通』として刊行することが可能となった(出版は令和5年5月)。内容は、テロワールとは何か(第1部)、テロワールが息づくワイン生産の現場(第2部)、テロワール概念の可能性(第3部)の3部構成として、代表者および分担者9名による分担執筆となった。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)