2018 Fiscal Year Annual Research Report
Epidemiologic research on the association between dietary habits, blood pressure, and metabolomics of blood and urine.
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17H01553
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
上島 弘嗣 滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 克之 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
中川 秀昭 金沢医科大学, 総合医学研究所, 教授 (00097437)
坂田 清美 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50225794)
斉藤 重幸 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (60253994)
奥田 奈賀子 人間総合科学大学, 人間科学部, 教授(移行) (80452233)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | メタボローム / 公衆衛生学 / 疫学 / 国際共同研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際共同研究INTERMAP/INTERLIPID研究の日本人および日系米人の血液検体のハワイからロンドンへの輸送について、Imperial College Londonの研究者と2018年4月に滋賀医科大学で会議を開催した。ハワイ大学にある2検体(血清)のうち1検体をロンドンに送り、残り1検体は滋賀に送ることで合意した。配送空輸会社Biocairに委託し、ハワイからロンドンへはサンフランシスコ経由(途中ドライアイス追加)で2018年4月21日クアキニ発送、4月25日ロンドンに到着し、Imperial Collegeの-80度超低温フリーザーにて保管された。既存検体は計1,394検体(札幌、和歌山、滋賀、金沢、ハワイ)であった。滋賀には5月17日に到着し、同様に滋賀医科大学アジア疫学研究センター内の超低温フリーザーで保管した。7月にImperial Collegeの研究倫理審査委員会の承認を得た後、核磁気共鳴分光法 (1H NMR) (MRC-NIHR National Phenome Centre、MetaBoss Technology Ltd) を用いたメタボローム解析を実施、2018年9月に1,341検体の血清メタボローム(Trimethylamine-N-oxide, acetone, acetic acid, citric acid等)の測定を終えた。2019年1月にImperial Collegeとメタボローム測定の業務委託契約を交わした。当初の予定通り、現在410検体(2017年度分)および380検体(2018年度分)の血清中メタボロームのデータが揃い、昨年度分の遅れを取り戻しつつある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度はハワイからロンドンへの輸送手続きおよび事務関連作業が思うように進まずに遅れたが、今年度初めに輸送が完了、メタボローム測定も順調に進んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、Imperial CollegeにてNMRを用いたメタボローム解析および同定の作業を行うと同時に、超高速液体クロマトグラフ質量分析計(UPLC-MS)を用いた血中のメタボロームの質量分析も実施することを計画している。NMRおよびUPLC-MSデータによる分析および一連の統計ツールを用いて、血圧をはじめとした循環器疾患のリスク因子に関連する代謝物を探る。分子構造とスペクトルの識別情報を抽出するために、Statistical TOtal Correlation SpectroscopY (STOCSY) やSubseT Optimization by Reference Matching (STORM) のような統計的相関アルゴリズムのセットを適用する。検出ピークに対する代謝物の同定は、代表的なスペクトルデータベースHuman Metabolome Database (HMDB), Biological Magnetic Resonance Data Bank, METLIN and Madison Metabolomics Consortium Databaseを用いて行う。代謝物の同定は非標的metabolome解析において最も時間のかかるステップである。
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Research Products
(2 results)