2020 Fiscal Year Annual Research Report
Structure and Transformation of Bottom People in Global Cities
Project/Area Number |
17H01657
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Research Institution | Institute on Social Theory and Dynamics |
Principal Investigator |
青木 秀男 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所, 研究部, 研究員 (50079266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小ヶ谷 千穂 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00401688)
北川 由紀彦 放送大学, 教養学部, 教授 (00601840)
森 千香子 同志社大学, 社会学部, 教授 (10410755)
石岡 丈昇 日本大学, 文理学部, 教授 (10515472)
田巻 松雄 宇都宮大学, 国際学部, 名誉教授 (40179883)
山口 恵子 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40344585)
松田 素二 総合地球環境学研究所, 研究部, 特任教授 (50173852)
中村 寛 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (50512737)
吉田 舞 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (50601902)
結城 翼 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所, 研究部, 研究員 (50840493)
中田 英樹 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所, 研究部, 研究員 (70551935)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | グローバル都市 / 都市底辺 / インフォーマリティ / ジェントリフィケーション / 貧困 / ネットワーク / 生活世界 / 生き抜き戦略 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、G・AgambenのHomo Sacer論やA・Royのinformality論を基礎理論とし、urban bottomを鍵概念として、世界の6都市(ニューヨーク、パリ、東京、ナイロビ、メキシコ・シティ、マニラ)の底辺層(スラム、日雇労働者、ホームレス、難民、性労働者)の労働、居住、生活の実態を分析することであった。世界的なコロナ禍のためズーム調査が主となり、2020年及び21~22年に繰り越して、アンケート調査と聞き取りを完了することができた(東京班は一部対面調査であった)。 2020~22年度に、次のような活動を行った。(1)Brill社と本研究の英語本刊行の契約をした(2020年7月)。(2)6都市全体の2日間の合宿をした(2020年7月、2021年2月、12月、22年12月、23年3月)。(3)各班会議をもった(東京班は各月1度、他の班は現地協力者を入れて随時に)。(4)国際フォーラムを開催した(ズーム、2021年8月マニラ、ナイロビ、メキシコ・シティ、12月ニューヨーク、2022年3月パリ)。アメリカから研究者2名を招聘し、国際フォーラムを開催した(放送大学で対面、2022年9月)。フィリピンから都市民族問題の活動家1名を招聘し、国際フィーラムを開催した(福山人権交流センターで対面、同年10月)。これらのため同年9~10月に代表者・青木は東京、福岡(空港)、福山へ出張した。(5)青木が大阪へ出張し、釜ヶ崎で聞き取りと参与観察を行い、大学・自治体の図書館で関連資料を収集した(2021年7月、9月、11月)。(6)社会理論・動態研究所主催の下層労働研究会、山谷・釜ヶ崎研究会、Workshop on Urban Bottomに参加した(それぞれ隔月)。 調査はコロナ禍により遅れぎみであったが、2022年度末には当初の予定を完了することができた。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)