2019 Fiscal Year Annual Research Report
HMDの弱点を原理的に解消するデスクトップ広視野3D映像表示の研究
Project/Area Number |
17H01776
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
圓道 知博 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (70397470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坪根 正 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (50334694)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | バーチャルリアリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
HMD(Head Mounted Display)は広い視野角が得られることから高い没入感が達成できることから、近年急速に普及してきているバーチャルリアリティ技術のキーデバイスとなっている。HMDは装着型ディスプレイであることから、使用者の視野の広い領域をカバーすることが比較的容易であり、それによって高い没入感を実現しているが、装着型であるが故の問題点も多い。装着作業そのものの煩わしさや、装置重量を使用者の頭部で支持することになるため、装着感の悪さや疲労があり長時間の使用に適さないこと、顔面上部を装置が覆ってしまうため使用者の顔画像の取得が困難であるため、遠隔会議等の双方向性のアプリケーションに不向きであること、などである。これらの問題を解決するため据え置き型の3Dディスプレイも用いる研究も多数報告されているが、据え置き型ディスプレイで広視野を実現するには一般に大画面が必要となり、その結果、設備が巨大になるという問題がある。大画面が必要となる原因は、眼のピント調節の問題から据え置き型画面を間近から観察できないためである。そこで本研究では、超多眼表示によって至近距離から観察を実現する新しい据え置き型の3D映像提示法を提案し、デスクトップサイズの広視野3D映像環境の実現を目指して研究を行う。令和元年度は時分割方式の超多眼表示装置の新たな構成を考案し、試作機によって実験を行い観察者の視点位置に追従する超多眼表示が実現できることを確認した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)