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2017 Fiscal Year Annual Research Report

Evaluation of function of deep and superficial muscles in humans

Research Project

Project/Area Number 17H02142
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

秋間 広  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (40292841)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2021-03-31
Keywords深層筋 / 筋束長 / 肘関節
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は,肘関節の伸展作用を持つ上腕三頭筋の深層筋(内側頭)と表層筋(長頭と外側頭)について,1)解剖学的特徴の把握,2)張力伝達効率の比較,3)筋力発揮時の筋形状と神経筋機能の検討を行い,応募者のこれまでの抗重力筋で認められた研究結果と比較しながら,深層筋と表層筋の機能的な役割について明らかにすることであった.
今年度行なったことは,1)実験の実施に必須である肘伸展筋力を測定するダイナモメータの作成を業者に委託した.2)本学医学系研究科生命倫理委員会への倫理申請書を提出した.本研究では磁気共鳴映像法を用いるため,医学系研究科生命倫理委員会での承認が必須である.その結果,11月末頃に承認を得ることができた.その後,磁気共鳴映像法を利用するための倫理申請書を提出し,その承認が12月中頃に得られた.2)被検者を募集するため本学教育学部で運用しているシステムを用いて被検者を集めるための書類を作成した.結果的に被検者が確定したのは2月の待つ頃であった.3)本年度の実験計画としては,異なる肘関節角度において最大下肘伸展筋力を発揮した際に超音波断層装置を用いて上腕三頭筋・内側頭および長頭の縦断画像を撮影する.安静時および筋力発揮時のそれぞれの筋の筋束長の短縮率を比較する.仮説としては,深層筋である上腕三頭筋・内側頭の筋束長の短縮率は関節角度の変化に影響を受けず,一方,長頭については腱組織を多く持つため,筋束の短縮率が関節角度に依存している.また,磁気共鳴画像からは筋体積を算出し,それぞれの筋の形態的特性を把握する.実験は現時点でほぼ終了し,現在分析を進めているところである.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

倫理審査に時間がかかることはこれまでの経験から十分に予想していた.最終的には今年度末までに14名の被検者を用いた実験をほぼ完了させることができたため.

Strategy for Future Research Activity

今後は表面筋電図を用いて,異なる肘関節角度において上腕三頭筋・内側頭と長頭に神経筋活動に差がみられるのか否かについて検討していく予定である.

URL: 

Published: 2018-12-17  

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