2021 Fiscal Year Annual Research Report
Developing Poverty Studies in Japan
Project/Area Number |
17H02606
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
阿部 彩 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (60415817)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
可知 悠子 北里大学, 医学部, 講師 (10579337)
末冨 芳 日本大学, 文理学部, 教授 (40363296)
村山 伸子 新潟県立大学, 人間生活学部, 教授 (80219948)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 貧困 / 社会政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、最終年度であることから、これまで行ってきた以下の研究を継続し、その上で最終アウトプットである著書の執筆を行った。
【異分野の融合】(1-1)同一データを用いた分析については、完成したデータベースを異分野の学術研究者らによって分析を進めている。これまでに(過去5年間)に24本のワーキングペーパーを始めとする論文が執筆されている。また、このPJで培われた異分野の研究者のチームを形成し、大型科研費を申請し、採択された。(1-2)「貧困に関する知見の共有」については、コロナ禍であるためオンライン開催となっているが2021年度は計7回の学術研究会を開催し、延べ775名の参加を得た。参加者n内訳は、官公庁職員65名、大学・研究機関の研究者195名、学生・院生80名、メディア22名、一般251名、不明58名である。
【行政との協働】(2-1)2020年度に完成した子どもの貧困に関するナショナル・データベースを用いて子どもの貧困の要因・制度評価などのい分析を行った。また、その結果を、官公庁職員、自治体職員、国会議員、地方議員、教職員などに講習会などの形で還元した。(2-2)本PJにて収集された多分野の貧困に関する知見をまとめ、一般市民に還元するための書籍の執筆を進めた(刊行は2022年度予定)。(2-3)貧困統計ホームページに、厚生労働省「国民生活基礎調査」を用いた属性別貧困率の推計値を掲載しており、今年度は子どもの貧困に関する統計の推計値を公開した。本HPは、毎月数千人のビューが継続して保たれている。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)