2020 Fiscal Year Annual Research Report
The Expansion of Pre-Learning Materials for EPA Care Worker Candidates and Verification of the Educational Effects
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17H02608
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
末弘 美樹 兵庫県立大学, 国際商経学部, 教授 (50389095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田 栄子 神戸医療福祉大学, 人間社会学部, 教授 (10833676)
佐藤 寧洋 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (80571554)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 介護福祉士候補者 / 経済連携協定(EPA) / 技能実習生 / 国家試験 / e-Learning / 外国人介護人材 / 日本語 / 送り出し機関 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、質の高い人材の確保を最終目標に、受け入れ直後から、EPA介護福祉候補者が基調は戦力として即座に協働できるように、また受け入れ施設の投資時間と資金などが最小限で済むように、訪問前から取り組みが可能になる情報通信技術(ICT)を利用した国家試験対策を含む介護福祉士の専門性と職業能力向上を目指したe-Learning型教材の拡充と教育的効果の検証である。 コロナの影響により年度計画の変更を何度も繰り返し行う結果となった。最終年度は、試作したe-Learning型教材を海外の協力校に試してもらい、フィードバックをもらいながら教育効果の分析と効果向上の方法を検討することであった。しかし新型コロナウィルスの影響は、当初よりも和らいだとはいえ、各国の状況が異なり、インドネシアについては送り出し機関の訪問と現地調査は受け入れが厳しく、遠隔による調査に留まった。そのため先方のフィードバックを受けることが難しいという結果となった。それにより予定していたデータの収集は十分得られず、最終的に教材内容の検証は今後の課題として残った。同時に教育的効果の検証についても先送りとなった。 しかし、年度末にタイの送り出し機関への訪問が可能となったため、急遽、タイの送り出し機関の協力開拓を行うことに変更した。そして外国人に対する介護福祉教育について臨床的な観点からの分析を行い、タイの特異性を分析すると共に、人材養成のカリキュラムや教材の提案を行うことを目的に現地調査を行った。その結果、インドネシアの送り出し機関が抱える問題との類似性を見つけることができた。それをもとに、引き続きイナビューデータで得られた内容をもとに、e-Learning型教材を拡充している。その後、教育効果の測定を行う予定である。その最終的な結果については、関連学会での発表を予定している。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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